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2/23(土) |
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朝イチで響宴メンバーを拾って回り、練習場へ。 |
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今日は5名だけ集まって、ダヴィッドとテイクファイブのみ集中練習。 |
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かなり有意義な練習ができて、おかげでテイクファイブは見通しが立ってきた。 |
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その後はVoyageで昼メシ。 |
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風邪を治すのに不足しているであろう栄養素を、スパイスに求めてみた。 |
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その後は、気は進まないが旭川へ帰ることに。 |
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夜、職場で映画撮影のエキストラを「ボランティア」として命じられていたのだった。 |
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しかし札幌はすごい雪で、高速も札幌〜岩見沢間が通行止め。 |
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「じゃあ、岩見沢ICから乗ればいいか。」 |
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そんな浅はかな考えが大変な事態に結びつくとは、この時はまだ知る由はなかった。 |
「五千年の旅」辛さ3+キャベツトッピング。
今度来たら、辛さ4とかいってみっかな。久々に。 |
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地吹雪の中をR275から新篠津を抜け、石狩川を渡った後のこと。 |
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視界不良の中、数台の車がハザードを点けて止まっているのでオレも一旦停止。 |
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・・・停止? |
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しばらく待っても動く気配がないので、猛吹雪の中を数百メートル走ってみた。 |
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なんと、吹き溜まって狭くなった道路を路線バスとトラックがすれ違えなくなって立ち往生。 |
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これは待っていても埒があかないので、UターンしてR275に戻って下道を走ることに。 |
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しかし、その間にも道路が吹き溜まって狭くなっていて。。。 |
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強引にUターンしてハマッた車が、完全に道路を塞いでしまった。なんてことを・・・。 |
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その車が脱出できれば後続も何とかなると信じ、付近のドライバーが協力して試行錯誤。 |
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牽引ロープで引っ張ったり力ずくで押してみたりしたけれど、無駄であった。 |
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地吹雪(というか風速が)凄すぎて、外に数分いただけで体中が「樹氷」のように氷漬け。 |
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午後6時。みんな諦めて、自分の車に引き籠もってしまった。 |
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ふと、ケータイにクソ上司からのメールが。 |
愛車の中から対向車を撮影。
午後10時の時点で、この有様。
この車、最終的に上まで完全に埋まりました。。。 |
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「今夜のロケ中止」って・・・そんなのもっと早く言えよ! |
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無理して高速で帰る必要なかったし、こんなところで立ち往生もしなかっただろーが。 |
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あとはもう、濡れたカラダを拭いて服を乾かしながら除雪車が助けに来るのを待つのみ。 |
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車内でできることもないので、PSP版「ギレンの野望」をサルのようにやり続ける(爆) |
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その間、着実に車が埋まっていくので、定期的にドアと排気口の周りの雪をどかすが。。。 |
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やがて、雪をどかすスペースがなくなり、外に出ることも叶わなくなってしまった。 |
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こうなると、排気口が埋まってガスが逆流してくるのも時間の問題。 |
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通常の車中泊では起こり得ない状況である。 |
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窓を少し開けたまま、暖房を全開にして耐え忍ぶが、それもままならない瞬間が訪れた。 |
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車の吸気口が完全に埋まったからであろう、暖房の温風が止まってしまった。 |
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そしてついにガスの臭いがしてきたため、エンジンを停止。 |
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ホッカ○ロと毛布・寝袋を活用して、通常の車中泊モードに移行するが・・・。 |
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マジで腹が減った。さっきVoyageで昼メシ喰ってから何も口にしていないのだった。 |
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午前0時。空腹で眠れないし、血糖値が下がっているからか、カラダがどんどん冷えていく。 |
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本当に何も喰えるものはないのか・・・? |
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いや、あった!「焼そば弁当」が!しかも12個(爆)。 |
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水さえあれば、お湯なんていらない。これは高校時代にやったことがある。 |
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しかし水がない。オレを覆っている物質は水だが、それを使うのは容認できない。 |
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・・・と、たまたま緑茶が積んであったので、これでふやかすこと数十分。ついに完成。 |
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心なしか感じる蕎麦のような風味に涙が出そうだった(笑) |
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遠くから救急車の音と誰かの叫び声が聞こえる。なんだろう、イヤだなあ・・・。 |
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午前2時。ついに、車の窓の上まで埋まってしまった。 |
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内側から掘ってみるものの、効果無し。車のシートを濡らすだけなので、諦めたその時。 |
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外からボンネットを叩く音が。かろうじて開いた窓の外には完全装備した男性の足が。 |
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しかし車のナンバーを聞かれて、それに答えるとその人は黙って立ち去ってしまった。 |
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助けに来てくれたんじゃないの?(泣) |
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午前3時。前方から何かの明かりが近づいてくる。 |
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除雪車だ!遠くから1台ずつ車を「発掘」しながら、ゆっくりだが確実に近づいてくる。 |
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そして、オレの車が発掘されたのが午前4時前。ようやく出られた・・・。 |
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