3/22(日) |
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今日は、若狭先生の指導でトロンボーン四重奏を見てもらう。 |
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いつも自分が考えているアンサンブルの作り方とは違ったアプローチが印象的であった。 |
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曲目は、テレマンの「4本のための協奏曲」。 |
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第1楽章 |
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B-durから始まってB-durで終わる、ハーモニーだけの楽章。 |
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すべてのハーモニーを「B-durからの派生」「B-durへの過程」と捉え、B♭との関係を各パートが体感。 |
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そうすることで、「歩み寄り」が非常に効率よく行える。 |
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また、こういう曲で失われがちなテンポの「推進力」を、休符を足がかりに維持する。 |
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第2楽章 |
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「あい〜ん」のような(笑)手首から先の動作を利用して、息の流れとスライディングを関係付ける。 |
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このイメージトレーニングは、個人練習はもちろん、メンバー間のイメージ統一にも非常に有効か。 |
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スライディングそれ自体の「迷い」をなくすだけで、あんなにスムーズに音楽が流れるとはww |
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また、「ヒソヒソ話」は小声だけどハッキリ話す。音楽でも一緒と言うことらしい。 |
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第3楽章 |
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1楽章と同様に推進力を感じるため、速いテンポで吹いてみる・・・と、まるで違うねww |
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そしてスラーがかかった音の吹き方。 |
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つい「滑らかさ」にばかり気をとられるけれど、音の移動が遅くなってはいけない。 |
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それはアンサンブル全体の推進力へ直接影響するし、テンションが低いことで音の立ち上がりも悪くなる。 |
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そのために、速い息の流れをイメージすることで舌の動きを改善することも学んだ。 |
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第4楽章 |
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2楽章と同様、旋律を受け渡したら「ヒソヒソ話」。一方で、フォルテの旋律は幅の広い、太い音で吹かねばならない。 |
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音を止めてしまっていることが原因であるので、楽器を置いて息の流れだけを確認する。 |
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さらに楽器を置いたまま、息の流れとタンギングとスライディングを関連付ける作業。 |
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これを同じ動きをしているパート同士で行うことで、実際に吹いて合わせるよりも遥かに効率的にシンクロ率が高まる。 |
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あと、一番最後の跳躍は直前の音(たとえ低い音であっても)の勢いを利用すると、安定感がまるで違う・・・との指摘。 |
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突き詰めれば、去年のITEのクリニックでバイラールト氏が言っていた事と同じだね。 |
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その後は日頃から疑問に思っていることなど、ざっくばらんに質問コーナー。 |
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音域を拡げる練習やリップトリルを身に着けるための練習など、若人は素直だし積極的だね(^^) |
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今日のレッスンは、イメージトレーニングを織り交ぜながら行われたので、2時間近く吹いたのに疲れなかった。 |
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テレマンなんて、普通に合わせやったら絶対に2時間も吹いていられないもんな(笑) |
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・・・とまあ、半分くらいの内容は書けたかな? |
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あとはレッスンの録音を聞きながら、個人的に反芻しよう。 |
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イメージトレーニングと、そのためのアプローチやアタマの切り替え方が、非常に勉強になったな。 |
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その後は、先生と一緒にvoyageでスープカレー。 |
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札幌に来るのは初めてという先生にも、満足していただけた模様。 |
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次に札幌に来たときは、ぜひおし鳥にご案内しよう。 |
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すっかり遅い時間になってしまったので、高速移動で帰宅。 |
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大河ドラマのBS再放送を見て、寝る。 |
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