3月18日(第2日)
7時に起床。 |
身支度し、ホテルの朝食をとる。(といってもパンとオレンジジュースだけだが・・・) |
友人Uとの待ち合わせは8時だが、近くの自○空間でHPを更新するため早めにチェックアウト。 |
しかし、店のセキュリティがどうだとかで、持込PCでFTPに接続できなかった。 |
・・・そういうことは事前に言えよ。つーか金返せ。 |
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友人Uは寝坊したらしく、少々遅れて出発。 |
彼が立ててくれた予定は分刻みなので、のっけから遅れを取り戻す羽目に(笑) |
軽自動車での結構な爆走ぶりに、最初はちょっと驚いた。(すぐ慣れたが) |
「成り行きまかせでアクシデントも旅の醍醐味」なオレとは大違いであるな。 |
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本日最初の目的地は・・・川辺郡川辺町。 |
市町村合併で「南九州市」に名称が変わってしまうと聞いたので、行ってみることにした(笑) |
途中に寄った道の駅では、なかなか良いモノを売っていたが・・・ |
今日は土曜日。川辺町役場は閉まっていて、あまり行った意味がなかったような気がする(爆) |
川辺町の道の駅、「川辺やすらぎ館」で一休み。 ここは農産加工室なんかも備えた、地域の中核となる施設。 朝取りのイチゴが30粒以上入って150円なんて、普通ありえねーって! 紅芋ヨーグルトドリンクなんてのも買ったけれど、コレはイマイチでした(笑) |
川辺町役場。 残念ながら、休日で中には入れませんでした。 まあ、入ったところで何もできませんが。。。 |
川辺町民憲章。 「名水百選」と「星空日本一」の称号にぴったりの、実にのどかな街でした。 ちーちくとかタイムマシーンとは無縁です(爆) |
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その後は、灯篭がびっしりと並んだ道を通って「知覧特攻平和館」へ。 |
隣町の知覧町は、かつて特攻隊が飛び立った地。その歴史的事実を伝える施設である。 |
展示室内に入ると、特攻隊員たちの写真や遺書・遺品が大量に。 |
あまり時間が無い中、できるだけ多くに目を通すように努力するが。・・・重いね。 |
次のブースへ移動すると、「第2次〜」の文字。その先には「第3次〜」「第4次〜」・・・ |
ああ・・・そういうことか。 |
精神的に相当キツかったが、最後の「第11次〜」まで駆け足で巡る。 |
本物の戦闘機も展示してあったけれど、そっちを見ている時間は無かったな。 |
そこで当時の様子を解説していた人は、運良く生き延びることができた方なんだろうな。きっと。 |
ここは、来てよかったな。本当に。 |
特攻平和館の正面入り口にて。内部はもちろん撮影禁止です。 ・・・が、ここ以外の場所でも、撮ろうという気にはなりませんでした。。。 |
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気を取り直して、昼メシを喰いに枕崎へ向かうことに。 |
途中、有名な焼酎の蔵元「薩摩白波」の資料館「明治蔵」へ立ち寄る。 |
焼酎の製造工程をひと通り見学し、試飲コーナーへ。 |
サツマイモを原料とした芋焼酎。 |
蒸留酒だというのに、原料の品種の違いが思った以上に味と香りに反映されるんだねえ。 |
助手席固定であるのをいいことに、結構飲んでしまったな(笑) |
見渡す限り茶畑の知覧町は、日本有数のお茶の産地。 静岡へOEM供給していたのが、最近は産地表示の義務なんかもあって、「知覧産」を前面に出すようになっているとか。 |
明治蔵を訪れた、証拠写真(笑) 奥に見えるのは、もろみを寝かせる壺だとか。 |
蔵の外観。 道民のオレにとっては、瓦屋根と白壁は新鮮なのです。 |
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続いて、カツオの水揚げで有名な枕崎漁港の「枕崎お魚センター」へ。 |
ここの「レストラン お魚センター」で昼メシをとることにし、「かつおビンタ定食」を注文。 |
「ビンタ」とは、かつおのアタマのこと。味噌であっさりと煮込んである。 |
大量に排出されるこの部分を有効活用するための知恵、というわけだな。 |
鹿児島市内から枕崎市まで、約70km。 思ったほど距離を走っていないように感じるのは・・・ 軽自動車で爆走していたせいかも? |
「かつおビンタ定食」。 ビンタ味噌煮,茶碗蒸し,カツオの酒盗,刺身,キビナゴ天etc. 時間がなかったので、15分で完食。 おかずに対してご飯が足りなかったけれど、気合いでカバー。 |
枕崎漁港には、カツオ漁船がたくさん停泊していました。 一本釣りとか、やってみたいねー。 |
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続いて海岸線をぐるっと回り、指宿の「砂蒸し温泉」へ。 |
浴衣だけを着用して、湯気が上がっている砂浜に下りて、スコップを持った係の人に。 |
・・・埋めてもらう(笑) |
はれんち教師が一緒だったら、埋まっている隙に恥ずかしいイタズラをしてやるところなんだがな(爆) |
ほんの十数分だったけど、かなりいい感じに蒸しあがりました。 |
その後は、内風呂で砂を落として湯船にも浸かり、風呂上りに紅いもアイスを喰らって大満足。 |
指宿に幾つかある砂蒸し温泉のひとつ、「砂むし会館 砂楽」。 「ゆくさ おじゃった もした」は鹿児島弁で・・・「ようこそ いらっしゃいました」の意味。 |
枕崎を出て、指宿経由で鹿児島市内へ。 薩摩半島をぐるっと巡り、走った距離は約90km。 |
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本日最後の予定は、船に乗ること。 |
鹿児島港から高速ジェットフォイル船「トッピー」で屋久島へ渡るのだが・・・ |
その出発時間が16時10分で、砂蒸し温泉を出たのが・・・14時30分(爆) |
かなりギリギリだったが、なんとか間に合った(汗) |
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屋久島の安房港に上陸し、予約してあったレンタカーを借りる。 |
限られた時間で島内を自由に動き回るためには、公共交通機関では無理。車が不可欠なのです。 |
そしてここにやって来た目的はただ一つ、縄文杉を自分の目で見ること。 |
往復8〜9時間の登山となるので、帰りの16時20分発のトッピーに余裕を持って乗るためには午前4時には出発したい。 |
・・・となると、宿に泊まるのはアホらしい。 |
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上陸した時点で外はすっかり暗くなっていて、ブラブラ走り回ってはみたけれど、土地勘がつかめない・・・。 |
まずは、急いで買い物。それなりの規模のスーパーは、7時で閉店してしまうのだ。 |
とはいっても、買うのはビールとツマミ。なんと、ここではエビスが普通のビールと同じ価格で売っていた。なぜ??? |
それから直近の料理店を探し、そこで晩メシ。 |
数少ない街灯のある駐車場を見つけ、そこでさっきのエビスで一杯やって。 |
・・・車中泊(爆) |
鹿児島港を出発したジェットフォイル船「トッピー」は 種子島の西之表港を経由して屋久島の安房港へ。 所要時間は約2時間半。 |
晩メシを食う店は、選択の余地ナシ。 屋久島に到着した時間が遅かったしねえ・・・。 これは魚肉と山芋で作られた、ヘルシーハンバーグ定食。 いくら離島だからといって、これが1,300円とは。とほほ・・・。 |
翌朝へ |
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