トロンボーン四重奏 作曲者 【D】
ダヴィッド
Ferdinand David(1810〜1873)
多くのトロンボーン吹きにとって避けて通ることができない、「Concertino」の作曲者。
コンチェルティーノ
Concertino
ダビッドのコンチェルティーノの四重奏版(ピアノつき)
といっても、Luisの編曲だけあって、最後に大変な(?)ことが起こる。
一番面食らうのは、たぶんピアニストでしょう(笑)
こうなると、「1楽章と同じだから」なんて理由で3楽章を省略することはできまい(笑)
1st
2nd
3rd
4th
最高音
C3
B3
B3
F2
最低音
F0
G0
F0
F00
出版社/Zimmermann
編曲者/Ingo Luis
CD音源/なし
演奏履歴/なし
デイヴィス
Michael Davis(1810〜1873)
超絶技巧を有するJAZZトロンボーン奏者、マイケル=デイヴィスのJAZZアンサンブル。
「アンサンブル」と「セッション」との違いについては議論の余地があるとは思うが、一度はやってみたい。
August
カッコいい曲なんだけど。
こういうクールなカッコ良さって、どうやったら出せるんだろうか。
1st
2nd
3rd
4th
最高音
A2
H3
A2
D1
最低音
Fis1
Fis1
Fis0
Fis00
出版社/Zimmermann
CD音源/
absolute
演奏履歴/なし
Brew Meister
piano,bass,drumが付属。
これもカッコいい曲なんだけど。。。アドリブsoloがね。
1st
2nd
3rd
4th
最高音
Cis3
H3
G2
D2
最低音
Gis1
E1
A0
A00
出版社/Zimmermann
CD音源/
absolute
演奏履歴/なし
Rain Dance
piano,bass,drumも付属。
アドリブが多い上に、曲の構成が薄いので、特にpianoは欠かせない。
これもカッコイイ曲なのだけれど・・・。
1st
2nd
3rd
4th
最高音
D3
A2
G2
D2
最低音
G1
E1
F1
C0
出版社/Zimmermann
CD音源/
absolute
演奏履歴/なし
ドビュッシー
Claude Debussy(1862〜1918)
音楽を形式的にではなく、色彩的に捉えようとした「印象派」の作曲家。
「前奏曲集」や「子供の領分」などのピアノ曲が編曲されている。
ゴリウォーグのケークウォーク
Golliwogg's CakeWalk
「子供の領分」からの編曲。
Horchの編曲は1stから4thまで音域の幅が広く、演奏効果が高い。
1stの音域がキツいのは、仕方がないところか。
1st
2nd
3rd
4th
最高音
Es3
As2
Es2
B2
最低音
A1
B1
G0
G00
出版社/Musikverlag Ruth Vollert
編曲者/Thomas Horch
CD音源/
Overture
演奏履歴/第4回響宴
ゴリウォーグのケークウォーク
Golliwogg's CakeWalk
同じく「子供の領分」のうちの一曲。
Horchの編曲に比べて音域が狭く、難易度は低い。
その分、アンサンブルとしての面白さは若干劣るのは仕方ないか。
1st
2nd
3rd
4th
最高音
B3
F2
G2
C2
最低音
Es1
B1
B1
B0
出版社/Warwick Music
編曲者/D. Parker
CD音源/なし
演奏履歴/なし
亜麻色の髪の乙女
La fille aux chevaux de in
「前奏曲集」第1巻からの編曲。
優れた編曲なのだけど,1stから3rdまで音域が高く、4thの音域がとても低い。
最後にHi-Desを延々と伸ばす可哀相なパートがある(爆)
1st
2nd
3rd
4th
最高音
B3
Des3
Des3
As1
最低音
As0
As0
F0
F00
出版社/Musikverlag Ruth Vollert
編曲者/Thomas Horch
CD音源/
Overture
演奏履歴/なし
ちいさな黒んぼ
Le petit negre
1stに何度かHi-Esが出てくるが、そこに目をつぶれば、体力的にはラクな曲。
3rd・4thの伴奏は跳躍が多くてちょっと大変かも。
1st
2nd
3rd
4th
最高音
Es3
B3
G2
Es2
最低音
B1
B1
F0
C0
出版社/Editions Marc Reift
編曲者/John G.Mortimer
CD音源/なし
演奏履歴/なし
ミンストレル
Minstrels
「前奏曲集」第1巻からの編曲。
高い音域と多用される跳躍。テンポの変わり目も多く、かなり手強い曲だ(笑)
全体を把握するにはスコアがほしいんだが、このシリーズには付いてないんだよなあ。
1st
2nd
3rd
4th
最高音
C3
G2
C3
H2
最低音
D1
B1
Cis1
A00
出版社/Musikverlag Ruth Vollert
編曲者/Thomas Horch
CD音源/
Overture
演奏履歴/第8回響宴
3つのシャンソン
Trois Chansons
原曲名は「シャルル・ドルレアンの詩による3つのシャンソン」。
流麗な旋律や色彩感あふれる和声など、ドビュッシーの作風を生かした良い編曲。
譜面どおりに吹いて音源のように聞こえない、典型例でもある。
トリトンTQの来日公演で朗読された原詩も、巻末に付属している。
1st
2nd
3rd
4th
最高音
D3
A2
B3
H2
最低音
D1
A0
F0
H0
出版社/Virgo Music Publisher
編曲者/Michael Levin
CD音源/
Four of a Kind
Triton French
collective
演奏履歴/第3回響宴
デュファイエ
Jean-Michel Defaye(1932〜 )
現代フランスの作曲家。管楽器のための作品を多く書いている。
トロンボーンとピアノのための「2つのダンス」はあまりに有名。
4つの小品
Quatre Pieces
トロンボーンのために書かれた四重奏曲の中で、最も有名な曲のひとつ。
全パートについて技術的に難しく、音域もかなり高い。
その上に、ミュートの付け外しにも高度な技が要求される曲。
最後の最後にHi-Esを要求するなんて。。。酷い曲だ(笑)
1st
2nd
3rd
4th
最高音
Es3
Cis3
Cis3
A2
最低音
D1
B1
B1
E0
出版社/Alphonse Leduc
CD音源/
Carmen
EXELLENT
Four of a Kind 2
演奏履歴/第4回響宴
デズモンド
Paul Desmond(1924〜1977)
キャリフォルニア生まれのアルトサックス奏者。
テイク・ファイブ
Take Five
デズモンドの名は知らなくとも、この曲は聞いたことがあるはずの、JAZZの名曲。
なかなかカッコいいアレンジ、と思ったらLuisの編曲でした。
ドラムを入れることで引き締まるのだけど・・・
逆に言うと、バストロがしっかりしていないと厳しいかも。
1st
2nd
3rd
4th
最高音
B3
Es2
C2
F1
最低音
Es1
B1
Es0
As00
出版社/Musikverlag Ruth Vollert
編曲者/Ingo Luis
CD音源/なし
演奏履歴/第3回響宴
ドナルドソン
Walter Donaldson
Makin' Whoopee
JAZZのスタンダードの一曲で、結婚についてシニカルに歌った曲・・・だそうな。
この曲の歌詞を作詞の意図に忠実に訳すと、ちょっとアレな内容らしい。
音を出していないので、曲についてはコメント不能。
1st
2nd
3rd
4th
最高音
B3
As2
Es2
As1
最低音
B1
B1
B1
B0
出版社/Tezak
編曲者/Jack Gale
CD音源/なし
演奏履歴/なし
ドンディーヌ
Desire Dondeyne(1921〜 )
4本のトロンボーンのための組曲
Suite pour Quatuor de Trombones
トロンボーンのために書かれた四重奏曲の中で、最も有名な曲のひとつ。
親しみやすい旋律と美しい響きの、演奏効果が高い曲。
譜面の見た目以上に体力を消耗する曲で、特に2ndがなぜあんなに疲れるのか。
終楽章の拍子があんな表記だなんて、譜面を見るまで予想もしなかったな。
1st
2nd
3rd
4th
最高音
C3
H3
A2
G2
最低音
F0
G0
F0
E0
出版社/Editions Marc Reift
CD音源/
LIVE in TOKYO '90
Four of a Kind
Molto Trombone
Latex Trombone
演奏履歴/第2回響宴
ドーシー
Tommy Dorsey(1905〜1956)
ビッグバンド「トミー・ドーシー楽団」を率いた、トロンボーン奏者。
『I'm getting sentimental over you』で聞かせる甘い音色は素晴らしい。
トロンボノロジー
Trombonology
曲名のとおり、原曲はトロンボーンが主役のビッグバンドJAZZ。
このアレンジでは1stと2ndが交互にLeadを担当。
piano,bass,guitar,drumの譜面も付属。
1st
2nd
3rd
4th
最高音
F3
C3
B3
D2
最低音
E1
Des1
F0
B0
出版社/Kagarice Brass Edition
編曲者/Alan Baylock
CD音源/なし
演奏履歴/なし
デュボア
Pierre Max Dubois(1930〜1995)
パリ音楽院で学んだ現代フランスの作曲家。ピアニスト。
A Toute Coulisse
直訳すると、「舞台裏のすべて」といったところか。
サブタイトルは「トロンボーン初心者のための10の四重奏」。
見るからに易しい曲だが、音を出していないので、これ以上はコメント不能。
1st
2nd
3rd
4th
最高音
F2
E2
C2
A1
最低音
Fis1
G0
G0
F0
出版社/Gerard Billaudot
CD音源/なし
演奏履歴/なし
トロンボーン四重奏曲
Quatuor
4楽章構成の曲。
ゆったりとした第3楽章以外は、どこか落ち着かないのは、音源の影響か。
1stはけっこうキツめだが、演奏時間があまり長くないのが救いとなる・・・か?
1st
2nd
3rd
4th
最高音
Cis3
A2
E2
E2
最低音
Ais1
Fis1
C1
E0
出版社/Alphonse Leduc
CD音源/
Triton French
Westfalisches 2
演奏履歴/なし
デュファイ
Guillaume Dufay(1400頃〜1474)
初期ルネサンスの音楽家。
グロリア
Gloria
簡単かつ、つまらない曲。
買っておいて何だが、日の目を見ることはないでしょう。
1st
2nd
3rd
4th
最高音
A2
A2
C2
A1
最低音
F1
F1
C1
C0
出版社/Ensemble Publications
編曲者/Stephen Kelleher
CD音源/なし
演奏履歴/なし
ドヴォルザーク
Antonin Dvorak(1841〜1904)
チェコ出身の作曲家で、実家は肉屋さん。
故郷のスラヴ民謡をモチーフに、多くの作品を遺した。交響曲第9番「新世界」はあまりに有名。
ユモレスクとダンス
Humoresque & dance
「ユモレスクとダンス」という2曲セットで出版されている。
ユモレスクは付点がついた音符の吹き方が意外と難しく、1stは結構キツい。
スラブ舞曲第8番は、かなりムチャな跳躍が多く、ユモレスクよりも難しい。
スラヴ舞曲はドヴォルザークが世に出る契機となった作品で、ユモレスクは最晩年の作品。
1st
2nd
3rd
4th
最高音
D3
G2
Fis2
B2
最低音
F1
H1
F0
B0
出版社/Editions Marc Reift
編曲者/Ulrich Dittmar
CD音源/
Virtuoses-1
Live
STQ25years
trombonissimo
演奏履歴/なし
スラヴ舞曲第8番
Slavonic Dance No 8, op 46
こちらはスラ8のみ。音域はラクなのだが、休みが少なすぎ。
音は出していないが、かなりキツイであろうと予想できる。
1st
2nd
3rd
4th
最高音
B3
B3
As2
D2
最低音
C1
C1
B1
Des0
出版社/WEHR'S MUSIC HOUSE
編曲者/Dale Hedding
CD音源/なし
演奏履歴/なし
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