トロンボーン四重奏 作曲者 【K】


カルケ
Ernst-Thilo Kalke(1924〜 )
ドイツ出身のJazzピアニスト。Jazzに転向する前はオーボエも吹いていたらしい。
Jumbos Holiday 音を出していないので、コメント不能。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 B3 G2 G2 As1
最低音 F1 C1 G0 B0
出版社/Musikverlag Bruno Uetz CD音源/なし 演奏履歴/なし
カンダー
John Kander(1927〜 )
ミュージカル映画のための音楽を多く作曲。
ニューヨーク・ニューヨーク
Newyork,Newyork
シンプルではあるが、音域もラクで明るく軽快な、なかなか良い編曲。
CMで使われていたりして、そこそこ有名だし(笑)
1st 2nd 3rd 4th
最高音 B3 F2 Des2 A1
最低音 E1 Cis1 A0 C0
出版社/Tezak 編曲者/Jack Gale CD音源/なし 演奏履歴/第3回響宴
カジク
James Kazik(1975〜 )
いろいろと受賞経験もあるらしい、新進気鋭の作曲家。
トロンボーン奏者でもあり、とあるコンクールでは決勝に残るほどの実力も。
2002年の4本のトンボーンのための3章
2002 - Three Movements for 4 Trombones
3楽章からなる組曲で、なかなか聞き栄えのする面白い曲。
音域も、1stさえ耐えられればなんとかなるレベル。だと思う。
この曲名、単に2-3-4の数字を並べたかっただけなのかもしれない(笑)
1st 2nd 3rd 4th
最高音 D3 B3 F2 C2
最低音 E1 A0 G0 Ges00
出版社/Kagarice Brass Edition CD音源/MOMUS 演奏履歴/なし
トロンボーン四重奏曲 第2番
Quartet No.2
「2002年の〜」に続く、カジクのトロンボーン四重奏曲第2番。
全5楽章で構成され、4〜5楽章はAttacaで演奏される。
前作に比べて音域がラクになっている分、楽譜が黒くなり難易度がアップ。
音を出していないので、これ以上はコメント不能。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 C3 G2 As2 As1
最低音 Cis1 B1 G0 B0
出版社/Kagarice Brass Edition CD音源/なし 演奏履歴/なし
カーン
Jerome Kern(1885〜1945)
ハリウッド・ブロードウェイの黎明期を支えた作曲家。
この時代の作曲家で生粋のアメリカ人は珍しいんだとか。
幸せを求めて
Look for the Silver Lining
Medium Swingでノリの良い曲。drumとbassをオプションで入れることができる。
音を出していないので、これ以上はコメント不能。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 H3 Fis2 Fes2 H2
最低音 D1 B1 E0 Fis00
出版社/Musicians Publications 編曲者/Bill Holcombe CD音源/なし 演奏履歴/なし
ケツィア
Jan Koetsier(1911〜 )
オランダ出身の作曲家。金管楽器の特長を生かした作品を多数作曲している。
高齢にしてなお衰えない、その作曲意欲には脱帽。
5つの即興曲
Cinq Impromptus
ケツィアの魅力がたっぷりの、トロンボーン四重奏の名曲の一つ。
歌う曲あり、おどけた曲あり、爽快な曲ありで、これはオススメ。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 D3 B3 G2 E2
最低音 As0 G0 B0 B0
出版社/Editions Marc Reift CD音源/Koetsier  Four of a Kind 2 演奏履歴/第1回,第3回響宴
コンチェルティーノ
Concertino for 4Trombones & Piano
トロンボーン四重奏と弦楽オーケストラのために書かれた、小協奏曲。
そのオーケストラパートをピアノに置き換えたもので、これによって編成上のハードルは、グッと下がる。
これはぜひ一度、吹いてみたい。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 Des3 H3 B3 F2
最低音 C1 C1 F0 B0
出版社/Editions Marc Reift CD音源/Koetsier  STQ25years 演奏履歴/なし
ブレーメンの音楽隊
Die Bremer Stadtmusikanten
おんどり・猫・犬・ロバをそれぞれ1st〜4thが担当し、物語に沿って演奏する曲。
おんどり担当の1stは音域が高く、けっこうキツい。
犬を担当する3rdには、吼える(というか唸る)声を表す難しいグリッサンドが。
音源があるなら聞いてみたいが。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 Es3 B3 B3 G2
最低音 B1 G0 E0 B0
出版社/Editions Marc Reift CD音源/なし 演奏履歴/第7回響宴
ファルスタッフの主題による変奏曲
Falstaffiade
(「ウインザーの陽気な女房」の主題より)
ニコライ作曲の歌劇に登場する「ファルスタッフの主題」をもとに作られた曲。
3本のトロンボーンをバックに、バストロンボーンがsoloを担当する。
soloバストロンボーンの難易度が高いことはもちろん。。。
その動きを追いかける1stも、技術的に大変だが、とても面白くやり甲斐のある曲。
しかし、このsoloバストロの音域ってスゴイ・・・。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 C3 B3 E2 B3
最低音 B1 A0 F0 F00
出版社/Editions Marc Reift CD音源/Koetsier 演奏履歴/第4回響宴
Grassauer Zwiefacher とても景気の良い、アンコール向けの曲。
変拍子を多用していて簡単ではないが、吹き終えると、ある種の達成感がある(笑)
日本語ではなんていう曲名なんだろう?
1st 2nd 3rd 4th
最高音 C3 F2 B2 A1
最低音 F1 C1 A0 B0
出版社/Editions Marc Reift CD音源/Koetsier 演奏履歴/第6回響宴
トロンボーン四重奏と語り手の為の
「マックスとモーリッツ」
Max & Moritz op.127
Suite in 7 Streichen fur Posaunenquartet
すべてのドイツ人が知っていると言われるほど有名な、「マックスとモーリッツ」。
その2人のイタズラ小僧の物語に付随した、7つのトロンボーン四重奏曲。
語り手原稿だけでは話の流れが掴めないので、原作絵本の日本語版を参考に。
所々にクラシックのパロディも盛り込まれており、非常にキツいけれども、アンサンブルとして非常に楽しい曲。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 D3 H3 B3 G2
最低音 A0 F0 B0 B0
出版社/Editions Marc Reift CD音源/Koetsier 演奏履歴/第1回,第5回響宴
リムスキー=コルサコフ
Nicolai Rimsky Korsakoff(1844〜1908)
ロシアの作曲家で、「ロシア5人組」の一人。
色彩的で独特な管弦楽法は、のちのラヴェルやストラヴィンスキーにも影響を与えた。
シェヘラザードより
Scene from Scheherazade
「シェヘラザード」の3楽章までから、数箇所をピックアップして編曲したもの。
どうせなら、全楽章のダイジェスト版のようにしてくれたら非常に使えるのだが。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 B3 G2 Es2 G1
最低音 Des1 B1 F0 Es00
出版社/Serendipity Press 編曲者/Gordon W. Bowie CD音源/なし 演奏履歴/なし
小長谷 宗一
Sohichi Konagaya(1949〜)
日本人作曲家。吹奏楽作品以外は知りませんが・・・。
トロンボーン四重奏のための「ドリーム」
“Dream”
4楽章からなる組曲。
2楽章の「奇妙な夢」には演奏者を亜空間へと誘う魔力がある・・・ような気が。
TTQって人たちはホントにすごい。これを暗譜で演奏するんですから。
最後までひと通り吹き終えると、限界くらいまで体力を消耗します・・・。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 Des3 A2 H3 Es2
最低音 E1 A0 G0 B0
出版社/Editions Marc Reift CD音源/EXELLENT 演奏履歴/第2回響宴
クライスラー
Fritz Kreisler(1875〜1962)
オーストリア出身のヴァイオリンの名手。
オーケストラでソリストとして活躍したほか、ヴァイオリンのための曲を自作自演した。
愛の悲しみ
Liebesleid
誰もがどこかで聞いたことがあるであろう、名曲。
編曲がもう少し短ければいいのだけれど。吹きっぱなしなので、ちょっとキツイ。
バストロに上のFisを吹かせるのは、ちょっと酷かな。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 C3 C3 A2 Fis2
最低音 E0 C1 E0 G00
出版社/WEHR'S MUSIC HOUSE 編曲者/Michael Brenner CD音源/なし 演奏履歴/なし

戻る