トロンボーン四重奏 作曲者 【P】


パッヘルベル
Johann Pachelbel(1653〜1706)
ドイツ・バロックのオルガン奏者・プロテスタントの教会音楽家
カノン
Canon in D
「パッヘルベルのカノン」として親しまれている、「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグニ長調」の第1曲。
音出しをした時、一番最初に脱落したのは通奏低音のバストロであった(笑)
かといって、テンポを上げると1st&2ndの黒い楽譜が吹きこなせないところにジレンマ。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 C3 A2 A2 C1
最低音 F0 F0 F0 C0
出版社/Rod Miller Music 編曲者/Rodney S. Miller CD音源/なし 演奏履歴/なし
ペーテルス
Flor Peeters(1903〜1986)
オルガン曲と聖歌の分野で名声を得た、ベルギーのオルガニスト。
組曲
Suite, op 82
「トロンボーン四重奏曲による組曲モノ」の最も初期に作られたもののひとつ。
音域もそんなにキツくないし、何よりも良い曲なので、ぜひ一度は取り組んでみてほしい。
1stは、1楽章で気持ちよく吹きすぎると後で後悔するハメになるので注意。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 H3 G2 E2 E2
最低音 D1 B1 Es0 C0
出版社/Editions Robert Martin CD音源/Trombone Angels Latex Trombone 演奏履歴/トロンボーンアンサンブルの夕べ
ポイエルル
Paul Peuerl(1570〜1625)
ドイツのオルガン奏者。
当時のオルガン奏者は修理の技術もあったらしく、広い意味での「オルガン専門家」。
舞踏組曲
Tanzsuite
音を出していないので、コメント不能。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 D3 B3 E2 B2
最低音 G1 E1 A0 C0
出版社/Editions Marc Reift 編曲者/Paul Angerer CD音源/なし 演奏履歴/なし
ピシャロー
Claude Pichaureau(1940〜 )
フランスの吹奏楽の指揮者・作曲家
トロンボーン四重奏のための「エクステース」
extase
まさに「恍惚」を感じさせる1楽章。
グリッサンドの多用でタテを合わせるのが難しい第2楽章。
テンポのよい第3楽章が続く。
各パートがキツイ上に、高いアンサンブル能力を要する曲。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 D3 Cis3 His3 E2
最低音 F0 G0 E0 B0
出版社/Editions Robert Martin CD音源/Carmen CHANSON 演奏履歴/なし
ポラック
Lew Pollack(1895〜1946 )
映画音楽の作曲家。
That's A Plenty 音を出していないので、コメント不能。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 B3 A2 G2 G1
最低音 D1 B1 G0 B0
出版社/Musicians Publications 編曲者/Jack Gale CD音源/なし 演奏履歴/なし
プローグ
Anthony PLOG(1947〜)
トランペット奏者。スローカーとのデュオで来日したことがあるらしい。
最近は作曲家として活躍しており、サミットブラスのCDにも彼の作品が収録されている。
トロンボーン四重奏曲第1番
Trombone Quartet No.1
5楽章からなる大作。本気で望まないと音出しにもならないような難曲。
初めから「第1番」と名付けるあたり、第2番を作曲する気が満々のご様子だが・・・
1st 2nd 3rd 4th
最高音 B3 A2 As2 F2
最低音 H1 A0 Es0 B0
出版社/Editions Bim CD音源/なし 演奏履歴/なし
ポーター
Cole Porter(1891〜1964)
アメリカ人。ミュージカルや映画音楽を手がけ、生涯の作品数は800曲を超える。
「ビギン・ザ・ビギン」は彼の作曲。
夜も昼も
Night & Day
スタンダードJazzらしいけれど、ちょっとよくわかりません。
楽譜を見た感じ、ノリがよく、かつ渋い感じの曲。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 B3 F2 Fes2 C2
最低音 B1 B1 As0 B0
出版社/Tezak 編曲者/Jack Gale CD音源/なし 演奏履歴/なし
プレトリウス
Michael Praetorius(1571〜1621)
ルネサンスからバロック初期にかけて活躍した、フランスの作曲家。
全317曲からなる世俗曲・器楽曲集「テレプシコーレ」が有名。
2つの古のキャロル
Two Ancient Carols
次の2曲をアレンジしたもの。あっという間に終わるので、何かのついでに遊ぶ用途に。
 Lo,How a Rose e'er Blooming
 In Dulci Jubilo
1st 2nd 3rd 4th
最高音 Gis2 E2 Cis2 H2
最低音 Fis1 E1 Cis1 Fis0
出版社/Ensemble Pablications 編曲者/Richard Myers CD音源/なし 演奏履歴/なし
ルネサンス舞曲集
Renaissance Dances
主にテレプシコーレから数曲を抜粋した組曲。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 C3 A2 E2 A1
最低音 F1 C1 H1 D0
出版社/Tezak 編曲者/David Nikkel CD音源/なし 演奏履歴/なし
フランス舞曲
Franzosische Tanze
テレプシコーレから数曲を抜粋した組曲。
↑よりはこちらのほうが、個人的に好みである。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 C3 E2 C2 F1
最低音 A1 E1 C1 C0
出版社/Edition Marc Reift 編曲者/Pia Bucher CD音源/German Baroque 演奏履歴/第4回響宴
プレムル
Raymond Premru(1934〜1998)
アメリカ出身。フィルハーモニア管弦楽団のバストロ奏者を務めた。
フィリップジョーンズブラスアンサンブルのメンバーとしても活躍。
ティッシントン変奏曲
Tissington Variations
難解で和声の斬新(?)な現代曲。
積極的に演奏会で取り上げたくなるような曲ではないかなー。個人的には。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 D3 C3 H3 Ges2
最低音 B1 E0 E0 A00
出版社/Music Rara Publications CD音源/Express Anxiety Bones 演奏履歴/なし
悼んで
In Memoriam
プレムル独特の不協和音が使われた、レクイエムを思わせる曲。
ダイナミクスの違いを正確に出そうとすると、難易度が一気に高くなる。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 A2 E2 F2 H2
最低音 D1 B1 E0 D0
出版社/Ensemble Pablications CD音源/Triton's Journey Anxiety Bones 演奏履歴/第6回響宴

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