ポートランド演奏旅行 第2日目
11月17日(現地時間)
〜観光の一日〜
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成田空港を出てから8時間弱で、ポートランド空港(PDX)に到着。 ジェット気流の関係で予定よりもかなり早く着いてしまったのだが・・・。 機内でしばし待つことに。 到着が早すぎて、入国審査の準備ができていなかったらしい。 まあ、しょうがない。現地時間で朝6時なんだから。職員も大変だ。 札幌とポートランドでは17時間の時差があるので、これから再び11月17日が始まることになる。 長い一日になりそうだ。果たして、時差を克服できるだろうか? 入国審査。オレを担当した職員はとても親切で、顔写真の撮影や指紋の採取など丁寧に教えてくれた。 中には、とても不親切な職員がいたらしいが、そういう役人はどこの国にもいるんだねえ。 空港ロビーでは、ポートランド市からの歓迎セレモニーが。 市のシンボルである薔薇の刺繍が入ったマント(?)を纏った使節団の皆様が出迎えてくれた。 彼らは我々ひとりひとりに、フェルトでできた赤い薔薇のシールをつけてくれた。 |
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我々を迎えてくれた方々。 | |
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その後は、前回もお世話になった中澤さんによる案内で、ポートランド近郊の観光。 このままホテルに行っても、午後3時までチェックインできないらしい。 バスを待っている間、コーヒーを買いに行ったのだが・・・ おいしそうなベーグルやケーキが売られていたので、コーヒーと共に両方を購入(笑) 着いて早々、約5ドルを使ってしまった。 ベーグルにはサワークリームかクリームチーズを入れることができるらしいのだが、あえてNo Thank you。 今はとても食う気がおきないので、あとでハラが減ったら食うことにしよう(笑) バスの中では、「UNO」で盛り上がる。 メンツはオレとGA嬢にM澤とBAN氏。それと先生の娘さんだ(笑) ちなみにオレが一人負け。この先の旅を暗示していないことを、切に祈る・・・。 |
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バスを待っているところ。 慌てて顔を隠しているのは、ゆ〜ちょ(笑) |
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やがて1ヶ所目の観光地、コロンビア川を望む「マルトノーマの滝」へ到着。 実はここ、3年前に伊藤組土建の斉藤さん(♂)と2人っきりで来ているのだ。 ・・・とある理由で(爆) かなりの落差がある滝で、これだけの規模は日本にあまりないハズ。 滝からの水しぶきが常に霧散しているおかげで、生きている樹木がびっしりと苔で覆われている。 川の水は冷たくて、大陸特有の硬度の高さ故なのか、水底の様子が日本と違って興味深い。 そういえば昔、ゼミでコロンビア川水系についての論文を取り上げたことがあったっけ。 採水容器を持って来ればよかったなあ。検証するチャンスだったのに(笑) ふと見ると、すっかり弱ったサケの仲間が淵で佇んでいた。まあ、いわゆる「ホッチャレ」だね。 土産物をちょっとだけ買って、この場を後にする。 |
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「マルトノーマ」とは、 この地の先住民族名が由来らしい。 |
滝の上から眺めたコロンビア川。 石狩川とは比較にならないほど広大だ。 |
何かわからないが、きれいな花を発見。 | 国立景観地区「マルトノーマの滝」 橋まで登っていくと、水しぶきで服が濡れるほど。 |
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その後は、マウント・フッドへと向かう。 マウント・フッドは標高約3500m。形といい、規模といい、日本の富士山に似ている。 途中、長い上り坂を登りながらUNOをやっていたせいで、数名が車酔い。 ・・・単に寝不足なのかもしれないが。対照的に、BAN氏は元気だ(笑) せっかくなので、オレも寝ることにした。 途中で湖に立ち寄ってくれたのだが、富士五湖のようなここの景色がもう最高に美しい。 釣りを楽しんでいるおじさんがいて、Rainbow Trout(ニジマスだよな?)を釣っていた。 さぞかしきれいな水なんだろう、と思い水辺に近づいてみると・・・そうでもなかった(爆) 水温がかなり低かったので・・・。 間違ってもウケ狙いで落っこちるようなマネはできない。 ここでみんなで記念撮影。 ちょっと面白い写真にしようと努力してみた(笑) |
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マウント・フッドを望む湖。 このままポストカードにしてもいいくらいの、美しい景色。 偶然居合わせただけなのに、波一つ立たない完全な「凪」だ。スゴい! |
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さらにバスに揺られ、マウント・フッド中腹の山小屋に到着。どうやらここで昼飯らしい。 さっき見かけたニジマスが美味しそうで頭から離れなかったせいもあり、オレは「Salmon and B.L.T.Sandwitch」なるものを注文するが・・・ 付け合わせが非常に凶悪。マックのフライドポテトのようなものが山盛りではないか。 そして何より、メニュー本体。 如何とも形容しがたい凶悪な味付けであった・・・。 向かいに座っていたタカピーのメニューには、スライスされていないまるごとピクルスがはいっていた。すげえよ〜 ほとんどの人が、個々で注文したメニューで地獄を見ていた(爆) ・・・特に、きむきむ(笑) オレを含めて数名は、出されたものを残せない悲しい性の持ち主であったため、全部平らげた上に余った分を持ち帰りにさせられていた(笑) グロッキー状態のメンバー数名を乗せて、バスはポートランド市街地へ向けて走り出す。 |
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山小屋。ここの裏手はもう雪景色で、ウインタースポーツを楽しむ人たちもいた。 とても、あんなメシを食わせるような場所には見えない(笑) |
凶悪メニュー、「Salmon and B.L.T.Sandwitch」。もちろん完食したが。 他のメニューを味見させてもらったところ、これはまだマシな方だった・・・。 |
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2時間ほどかけて、ホテルへ到着。チェックインを済ませる。 今回泊まるのは、「The Paramount Hotel」。 ルームメイトはBAN氏。順当にいけばM澤かぴよき氏だと思っていたが、意外な組み合わせだ。 荷物を広げて、ちょっとまったりした時間を過ごした。部屋のあちこちもチェック。 3年前の「Day's Inn」に比べて格段に充実した設備。ドライヤーやコーヒーメーカーもある。 夜は、前回もお世話になった亜子姐さんと共に、大勢でご飯を食べに行く。 BAN氏も誘ったが、昼メシのせいなのか時差のせいなのか、彼はグロッキー状態だった(笑) 中華を食べに行ってみると、見覚えのある店が。ああ、前回の打ち上げで使った店だ(笑) あの時は体の調子がちょっと良くなかったので、あまりたくさん食えなかったなあ。 亜子姐さんの下ネタも久しぶり(笑) 今回は、焼きそば(のようなもの)を注文。 アメリカの中華は何にでもセロリが入っているので、香りが一緒だ。なんだかなあ。 ワンタンスープにもセロリが入っているくらい、大雑把な料理だ(笑) まあ、昼飯に比べればかなりおいしく頂けたので、よしとしよう。 |
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このホテルは15階建てで、オレの部屋は14階。 いい眺めだが、エレベーターがなかなか来ない(笑) |
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その後は、前回もお世話になった近くのスーパーマーケット「SafeWay」で酒とつまみを買い込む。 オレとBAN氏の部屋で、数名で飲み始めた。 安かったのでたまたま買ったビールが、ポートランドの地ビールであることが判明。エールタイプでとても美味しかった。 チーズも日本の半額程度で買えたので、大きいカマンベール系のものを購入。これも美味しい。 長い長い一日だったので、午後11時にはお開き。 寝る前に、いつものメニューをこなして、あとは爆睡。 |
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