トロンボーン四重奏 作曲者 【R】


ラヴェル
Maurice Ravel(1875〜1937)
印象主義の作曲家。精緻な音楽手法は「オーケストレーションの天才」と呼ばれるほど。
トロンボーン奏者の端くれとして、いつかは挑戦することになるのだろうか・・・「ボレロ」は(笑)
アダージョ(ピアノ協奏曲第2楽章より)
Adagio(2nd Movement from Piano Concerto)
ZIPANGシリーズの楽譜。
各パートに負担を分散してしているので、体力的にはとても現実的。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 Cis3 Gis2 Gis2 Gis1
最低音 Des1 Dis1 Gis0 H0
出版社/Academia Music 編曲者/Takenori Yoshikawa CD音源/Zipang
演奏履歴/なし
リード
Alfred Reed(1921〜2005)
アメリカの作曲家・指揮者。吹奏楽曲を多く作曲している。
吹奏楽の分野では非常に有名なのだが、それ以外の分野ではさっぱり名前を聞きませんな。
2つのバガテル
Two Bagatelles for Four Trombones
トロンボーンの特長を生かした曲・・・でもない、という印象の「普通の曲」。
他の編成アンサンブルでも出版されているようだが・・・まさか使い回しだったりして?
1st 2nd 3rd 4th
最高音 A2 F2 E2 C2
最低音 D1 A0 G0 D0
出版社/C.L.Barnhouse CD音源/なし 演奏履歴/第5回響宴
リチャーズ
Goff Richards(1944〜)
英国生まれの指揮者・作曲家。ロンドンの音楽学校でピアノとトロンボーンを学んだ。
金管アンサンブル「高貴なる葡萄酒を讃えて」が最も良く知られるところか。
組曲
Suite for Trombones
スローカーTrb四重奏団のために書かれた作品で、演奏時間が十数分の大作。
しかし、CD録音を行ったのはスローカーではなく「ZIPANG」であった。。。
この曲の成否は、2楽章を余裕を持って終えられるかどうかにかかっている。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 C3 B3 F2 D2
最低音 Ges0 F0 As0 A00
出版社/C.L.Barnhouse CD音源/UNION JACK 演奏履歴/第6回響宴
ロイケアー
Kjell Roikjer(1901〜1999)
“Kjell”という名前から察するに、スウェーデン・ノルウェー辺りの北欧系の人物ではないかと。
ちょっと調べてみましたが、資料が乏しいお方です。
主題と変奏、コラールとフーガ
Variations Coral and Fugue
(over a theme by Carl Nielsen)
ニールセンの劇付随音楽「アラジン」から抜粋した主題と、13の変奏曲。
TTQのアルバムでお馴染みで、そのうち音出ししてみたい曲である。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 E3 G2 G2 C2
最低音 Gis1 Es1 A0 D0
出版社/Imudico CD音源/Brilliant 演奏履歴/なし
ヴァン=デル=ロースト
Jan Van der Roost(1956〜)
化学組曲
Chemical Suite
音源を入手して初めてやってみたいと思った曲。特に、グリセリンとエタノールが面白い。
この楽譜、コピー防止用の赤色のベタが点在していて、とても見にくい。
コピー対策は当然としても、楽譜の所有者が見づらいのは、納得いかんな。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 Cis3 G3 Fis2 E2
最低音 Fis0 B0 E0 F00
出版社/De HaskeMuziekuitgave CD音源/Daniel Speer 1 演奏履歴/なし
ロッシーニ
Gioacchino Rossini(1792〜1868)
イタリアを代表するオペラ作曲家の一人。20年間に39の歌劇を発表した、多筆の作曲家。
37歳で「ウィリアム・テル」を発表して音楽界から引退し、料理人へ。驚くほどの引き際の良さ(笑)
「ウイリアム・テル」序曲
Overture“Wilhelm Tell”
原曲のエッセンスをほぼ完全に盛り込んだ、恐るべき(?)アレンジ。
1stはアルトトロンボーンを前提にしているであろう高音域。
アンサンブルもかなり難しく、これを人に聞かせられるように吹けたら大したモノだろう。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 E3 H3 Cis3 H2
最低音 H1 A0 Fis0 H0
出版社/Musikverlag Ruth Vollert 編曲者/Thomas Horch CD音源/Overture 演奏履歴/なし
ライザー
Beat Ryser (arr.)
Quat tromboniでバストロを担当している人物。
それ以上のことは、わかりません・・・。
ジェームス・ボンド“007”
“007”-James Bond
カッコ良さではピカイチの曲。・・・もちろん「吹ければ」の話だが。
キツい旋律が2nd・3rdにも分配され、1stの負担が僅かに軽減されてはいる。
つい出来心で「できるかも?」と思ってやってみるのだが・・・その度に後悔する曲だ(^^;
1st 2nd 3rd 4th
最高音 Es3 Es D3 Des2
最低音 B1 F0 G0 F00
出版社/Editions Marc Reift 編曲者/Beat Ryser CD音源/Jubilee Express 演奏履歴/第2回,第5回響宴

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